宗教や宗旨・宗派の制限
霊園は宗教や宗旨・宗派の制限はほとんどありません、何方でも墓地を持つ事ができます。1923年(大正12年)に開園した日本初の多磨霊園は広い土地に公園風に作られた共同墓地で、その公園形式の墓地は今までの墓地の暗く非衛生的なイメージを一新しました。それ以降に作られた霊園は、ほとんどが多磨霊園をモデルにしています。
運営団体により霊園は大きく分けて2種類あります。都道府県や市町村などの自治体が管理運営している「公営霊園」と財団法人または宗教法人が事業の主体になる「民営霊園」があります。公営は比較的費用が安く、民営は墓石などの自由度が高い事が特徴です。最近ではペットは人間用の墓地に埋葬できない為、ペット用の霊園もあります。
霊園も時代と共に変化しています。郊外は公園墓地形式が依然主流ですが、都市部では土地を有効活用したビル内の屋内霊園が増えてきました。またより多く埋蔵できる永代納骨のロッカー式納骨堂や自動倉庫式の納骨堂などもあります。割り切って墓石等が必要ないという方には合葬埋蔵の施設も存在します。
高額と思われてきた霊園の価格も最近では様々です。公園墓地形式の霊園は永代使用料、墓石代、年間管理費の合算で依然、数百万単位になりますが、より面積の小さい屋内霊園は数十万から数百万です。ロッカー式納骨堂に至っては数十万で購入できます。合葬埋蔵になると数万円です。埋葬の考え方にもよりますが、何方でも霊園が購入できる時代になったと言っても過言ではないでしょう。
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